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EXLIFE施工例
8.102023
Uスタイルアゼストをカーポート兼テラスに活用した新築外構
新築モダン住宅を購入されたA様より、
お庭のトータルプランニングをご依頼いただきました。
カーポートとテラス屋根を兼用する形で設置したのは
三協アルミのU.スタイルアゼスト。
上質な佇まいで存在感のあるU.スタイルアゼストは
暮らしに快適さを与えてくれると共に、
駐車場とテラス、同時に2つの空間を贅沢に演出してくれます。
CADによるイメージパース
この度の敷地状況では出入口が一方で並列駐車が難しかった為、まずは日々の駐車場の使い方に注視して設計デザインを行いました。
小さなお子様もいらっしゃったので、玄関前まで屋根があり、雨降りでもストレスフリーで行き来できる環境を作りました。
また駐車場だけでなく、車を動かせばお庭としても活用できる流動的なデザインとし、天候に左右されず多目的に使用できる空間が魅力的です。
Uスタイルアゼストというカーポートを基調とし、日々の動線だけでなく、デザインとしても見栄えのある空間演出にご注目ください。
駐車場
A様邸では、駐車場からテラスにかけて全てをカバーできるよう、
カーポートとテラスの屋根を兼用する形で
奥行2連結タイプのU.スタイルアゼストを設置。
カーポート屋根が玄関の軒下に潜り込んでいるので、
雨の日も濡れずに快適です。
三協アルミのU.スタイルアゼストは
カーポートをベースに生活スタイルや敷地条件等に合わせて
柔軟に屋外空間を演出できるエクステリア商材で、
今回は奥行きのある敷地に合わせて
屋根を奥行方向に連結させた奥行2連結タイプを採用。
奥行と高さの寸法は、現場にてカット加工して調整し、
敷地に合わせた最適なサイズで施工しました。
屋根は雰囲気が異なる3種類のタイプがあり、
A様邸では、シンプルなスタンダードタイプをチョイス。
駐車場兼お庭の延長となる床には、
東洋工業のプラーガペイブという天然石風のコンクリート平板を敷き並べました。
広々しとした屋根下空間は、
車を出せば子供の遊び場やちょっとした作業場、
家族、友人が集まる憩いの場など、
お庭のマルチスペースとして様々なシーンで大活躍!
カーポートの梁下にはオプションの
LEDダウンライトを取り付けているので、
夜も明るく車庫スペースを照らしてくれます。
ダウンライトは、夜のバーベキュー時にも役立ってくれます。
テラス
テラスは物干し場としても利用したいという事で、
室内と庭との高低差を解消し、
使い勝手の良い、上品なタイルテラスを施工しました。
段差があると出入りがしづらく使い勝手が悪い為、
床の高さを上げて室内(勝手口)とテラスの出入りをスムーズに。
仕上げに、こちらも天然石風のタイル
タカショーのセラ レバンテを表面に貼り、
重厚かつ洗練された印象のタイルテラスを完成させました。
設計段階より寸法計算を行い、
中途半端な大きさが入らないよう割付を行っています。
タイルテラスに備え付けた立水栓は、
ユニソンのウンディーヌ(※メーカー廃番品、アウトレット品)を使用。
ウンディーヌはお洒落なデザインでありながら、
高さがあるので立ったまま手洗いでき、
補助蛇口も付いているので実用性も兼ね備えています。
フェンス
目隠しフェンス
境界フェンス
フェンスは、プライバシーを確保する木調の目隠しフェンスと、
敷地境界を囲う境界フェンスを設置しました。
目隠しフェンスに選んだのは、
タカショーのこだわり板 風美ルーバーフェンス。
別注採寸加工にてピッタリと収まりました。
風美ルーバーフェンスは天然の風合いを再現した木目調フェンスで、
お庭にナチュラルな雰囲気とぬくもりをプラス。
美しい外観と通気性を保ちながら視線をしっかりとカットしてくれますよ。
境界フェンスは、YKKapのシンプレオT2型でシンプルに。
犬走りは、防草シート+砕石で雑草対策を行いました。
門柱
門柱は動線の妨げにならないよう、
表札、インターホン、ポスト、照明の機能を一つにまとめた
オリジナル門柱を敷地境界のブロック塀に沿って設置。
目を引く木調のテクスチャでナチュラルテイストに仕上げました。
コンクリートブロックを積んだ塀に、
タカショーのエバーアートボードを貼り付けたオリジナルの門柱です。
施主様希望で屋根軒天に近い木調カラーを選択しました。
ポストは、女性に人気の壁掛けポストを採用。
オンリーワンのイルヴァリオ コラット、カラーはダルブルー。
エバーアートボードは木や石、和柄や塗り壁等の質感を
リアルに再現した化粧建材ボードで、
多彩なバリエーションからお住まいに合ったテクスチャーパネルを選び、
お気に入りの門柱を施工できます。
>>エバーアートボードについて詳しくはこちら
夜に灯りがともると、昼間とはまた違った印象になり、
あたたかな光で安らぎを感じられますね。
物置
物置は、ディーズガーデンのディーズシェッド リコ。
シンプルな中にも木調のアクセントが入ったお洒落なデザインで、
木製に見える部分は経年変化に強い
FRP(繊維強化プラスチック)が使われているため
綺麗な状態を長年維持することが可能です。
こちらも門柱や建物と合わせたカラーコーディネート。
物置の扉を大きく開けた際、
扉の角がタイルの階段に接触するため
安全クッションを角あてとして取り付けました。
足元は、基礎ブロックを隠すようにレンガで装飾。
細部にまで配慮して施工しました。
設置場所については、スペースを有効活用できるよう
カーポート施工段階より配慮し、カーポート柱間にぴったり収めました。
植栽
植栽は基本的に中低木で構成し、四季で楽しめるよう樹種を選択しました。
玄関右側のリビングの掃き出し窓前には、
目隠しも兼ねたアセビやカクレミノ、ミツバツツジ等と
足元を彩る低木として常緑多年草や宿根草も植え込みました。
玄関左側の植栽エリアには、
斑入りアオキ、ベニシダ、フイリヤブラン等の常緑性のもの、
賑わいのある花を持つ、クロサンドラ、ゲラニウム等の季節性草花、
落葉、宿根性のギボウシ、アカンサス モリス 等
多彩に楽しめる配植としました。
目隠しフェンスの足元のちょっとした花壇スペースには、
ヒューケラ、オルラヤ、ヤブラン、ネペタ等を配植。
わずかなスペースですが緑が入る事により、
構造物間の繋がりをやわらげ、優しい印象を与えてくれます。
夜のお庭はこのような感じで、
カーポートに取り付けたダウンライトやポールライトが
ウッドフェンスや植栽を美しく浮かび上がらせ、
エレガントな雰囲気が漂う屋外空間へと変化。
庭照明を取り入れない場合、夜は暗くてなにも見えず、
景観性はもちろん安全性においても不十分なお庭となってしまいます。
ライトアップすることで植物やエクステリアを幻想的に飾り、
植栽を活かした心地よい美観を楽しむことができますよ!
窓際に高木を植える意味合いとしては、
目かくしだけでなく、夏場の強い日差しを遮る効果も期待できます。
緑のボリュームの多いシラカシを植える事で、
室内外をつなぐ気になる目線をカバーする役割を担っています。
庭木を植えると手入れが大変に感じる事もあるかと思いますが、
植物にはストレスの軽減や緊張の緩和などの効果があり、
花や緑の存在によって癒されたり、
元気が出たという経験がある方は少なくないと思います。
植栽は上手く活用すればフェンス等の構造物より
低コストで目隠しする事も可能ですので、
植栽の魅力を知って、是非取り入れて頂けたらと思います。
管理面をサポートするアイテムとして、
自動潅水装置というものがあるのをご存知でしょうか?!
写真はA様邸に設置したカクダイの自動潅水装置で、
植栽したエリア全てにお水が行き届くよう
ドリップチューブを配管しているので、
設定した時間になると自動で水やりを行なってくれます。
曜日や通水時間も設定できるので、
季節ごとに設定を変更して水やりの手間を軽減できますよ!
今回の現場では、軒下やカーポート(テラス)下の植栽環境となっている為、
雨天時でも自然に水やりが行われない状況にありましたので、
自動潅水装置は必須でありました。
自動潅水装置についてはスタッフブログで詳しくご紹介していますので、
興味のある方はこちらも併せてお読みいただければと思います。
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