アンティークレンガ敷きと緑いっぱいのナチュラルガーデン

ライフステージの変化に伴う
お庭のリフォーム工事をご依頼頂いた津山市のM様邸では、
駐車場の拡張工事と共に主庭やアプローチ、植栽もリフォーム。
ナイトシーンを彩るライティングも取り入れ、
昼も夜も素敵なナチュラルガーデンを完成させました。

CADによる平面図

M様からのご要望は、
①管理が難しくなった植木類、芝生を一旦整理したい
②駐車場を拡張して、物置を設けたい
③緑のあるやわらかい目かくしは気に入っているので、同様の雰囲気でフェンスで目かくしをしたい
④隣地境界部への目かくしフェンスを新設したい
⑤適度な照明、使い勝手の良い水周りが欲しい
等のご相談のもと設計プランニングがスタートしました。
以前と変わらぬ、緑（植木や草花、芝生）ある空間を求めつつ、
スッキリと整理され管理しやすく、落ち着いた雰囲気になるような空間づくりを目指しました。

高さのある天然木製のフェンスにもこだわり、
新しいものと古いものがうまく共存する新たな空間に大変満足頂きました。

今後の年間管理もご依頼頂きましたので、植物の活きる空間づくりを維持していきたいですね。

駐車場

まずは、ご要望の中でも最も優先度の高かった駐車場の拡張工事に着手。

カーポート後方にある庭木や花壇、サイクルポート、物置を全て撤去。

整地後、アンティークレンガのレンガ敷きで舗装し、
カーポートの奥側に車１台を置ける駐車スペースを確保しました。

物置

駐車場の近くに冬用タイヤや草刈り機を収納する
収納庫が欲しいというご要望もあり、
イナバ物置の中型物置 FORTA（フォルタ）を設置。
FORTAは強度保証のある鋼材を主要部材に使用した頑丈な物置で、
強風や積雪から収納物をしっかりと守ります。

フェンス（西側）

駐車場西側の既存の境界フェンスは、
メッシュフェンスで目隠し効果が殆どなかった為
目隠し効果の高いアルミルーバーフェンスへと一新しました。
塀やフェンスが高くなり、また目かくし度が高くなった分、
風の影響を受けやすくなる為、全て解体撤去後
ブロック塀は基礎からやり替えて、充分な強度を確保しました。

元々あった鉄筋に加え、さらに鉄筋を追加して
15㎝ブロックへ。4～5段積みに変更して高さを持たせました。

道路側は出入庫時の見通しに配慮して、ブロック塀を１段低く。
フェンスも道路側は、少し見通しのきくタイプを採用しています。

フェンスは三協アルミの形材フェンス レジリアで、
道路側の１枚が YK２型（横太格子）目隠し率６６％。
その他は YL１型（横ルーバー）で目隠し率１００％です。

メインガーデン

メインガーデンは、目隠しを生垣から天然木のウッドフェンスに一新。
家族と共に成長してきた思い出のある庭木は残しつつ、
色とりどりの華やかな花が咲く植物と光の演出をプラスし、
昼も夜も心が和む、緑いっぱいのお庭を完成させました。

フェンス（東〜南側）

東〜南側にかけてのフェンスは、
見栄えも抜群の天然木のウッドフェンスを採用。
景観性も考慮して、バランスよく千鳥になるよう板割りを行い設置しました
東隣との間（小窓前）にも目かくしが欲しいという事で、
西側と同じルーバーフェンスを新設しました。

ウッドフェンスの板材に使用したのは、
アイアンウッドのウリン。
ウリンは耐久性と強度に優れた超硬質木材で、
ポリフェノールを大量に含み、強力な抗菌・防腐作用がある為、
腐食や虫害等の心配が殆どないのが魅力です。

また、ウリンは時間が経つごとに色味が変化し、味わいが増す、
天然木ならではの特性もあり、
アンティークレンガとの相性もバッチリです◎

東側の奥（小窓前）の敷地境界は、西側と同じ
三協アルミのレジリアYL１型（横ルーバー）で目かくし。
門扉もルーバータイプの片開き門扉を取り付けました。

アプローチ・園路（レンガ敷き）

アプローチは、乱形石張りと洗い出し舗装の間に段差があった為、
アンティークレンガを使ったレンガ敷きにて部分的に改修。

駐車場から玄関前の園路や、ウッドデッキ前の園路も
アンティークレンガをランダムに並べたレンガ敷きで施工しました。

アンティークレンガは耐火レンガとも呼ばれ、
岡山県備前市は耐火レンガの産地として有名です。

エクスライフは耐火レンガ関連会社とのお付き合いがあり、
良質な耐火レンガをご用意できますので、
アンティークレンガを使った工事をご検討中の方は、お気軽にご相談下さい。
＞＞備前は耐火レンガの産地！レンガを使うなら是非ご相談を！！

植栽

植栽は、ウッドフェンスに沿って花木を配植し、
目隠しフェンスの閉塞感を緩和。
樹木の足元やフェンスの足元には
多彩な多年草や宿根草、ハーブなどを植え込み、
四季を感じられる華やかなお庭へとリフォームしました。

生垣を伐採する際、モクレンは残したいとのご要望があり、
掘り出したあと弊社に持ち帰ってお預かりし、
キンモクセイやナツハゼ、ブルーベリーやミツバツツジ等と共に
お庭の東側に移植しました。

リビングの窓前には、目隠しを兼ねたヒトツバタゴを配置。
樹木を活用した目隠しは美観を高めつつ
”美しく自然に隠す” ことが可能で、
視線対策である事を感じさせたくない時に効果的です。

芝生エリアは新しい高麗芝を張り、境界部に見切り材を設置。
リサイクルエッジング／Vタイプ　プラエッジ100（植栽帯／天然芝見切）を採用しました。
見切り材が芝生の浸食を防ぎ、管理が楽になります。

下草には、ヒューケラ、シレネ、ジギタリス・パンサー、
リシマキア・ヌンムラリア、スカビオサ・ピンクレース、ギボウシ、
ネペタ、サルビア、宿根バーベナ等、
20種類以上の多年草や宿根草、低木をたっぷりと植栽。
春〜夏にかけては彩り豊かな花姿を楽しめ、
秋〜冬にかけては紅葉など季節の移ろいを感じられる緑豊かなお庭となりました。

自動潅水装置

芝生、植物の管理（メンテナンス）で大切になるのが、水やりです。
芝生は真夏は水切れ（水不足）を起こしやすく、
雨の日以外、ほぼ毎日水やりをするのが好ましい為、
カクダイの自動潅水装置と万能スプリンクラーを導入しました。

自動潅水装置は、設定した時間に自動で潅水を行ってくれる便利なアイテムで、
メンテナンスの負担を軽減できる優れものです！
自動潅水装置については、以下のブログで詳しくご紹介していますので、
ご興味のある方はこちらもご覧下さい。
＞＞水やりが楽チンに！自動潅水装置（自動水やり器）設備導入のススメ！！