- Home
- 境界フェンスとテラス付きウッドデッキで子供が安全に遊べるお庭
EXLIFE施工例
10.232018
境界フェンスとテラス付きウッドデッキで子供が安全に遊べるお庭
山の斜面に沿った坂道の中腹にあるI様邸。
下のお子様が歩かれるようになったのを機に、
敷地を最大限活用でき、安心して子供を遊ばせられる
お庭にしたいとガーデンリフォームのご依頼をいただきました。
CADによるイメージパース
広い敷地だった為、予算配分に注力しながら設計プランを行いました。
最も重視したのは安全面。
小さいお子様が安全に遊ぶことができる環境を整える為、
法面となっていて、高低差のある危険な境界部に
L型擁壁とスチールメッシュフェンスにて
土留めと安全柵を新設することとしました。
境界フェンス
建物正面の南側と道路側の東側は
盛り土が斜めになっており、実際の敷地より
約1.5mほど内側からしかお庭を活用できていませんでした。
また、転落防止の対策も簡易的なブロックのみのため、
小さなお子様が誤まって転落する危険がありました。
まずはお庭を敷地いっぱい有効活用できるよう、
斜めになっている盛り土の土留め工事を行いました。
建物正面の南側はL型擁壁を設置し、東側と西側は
コンクリートブロックで土留め工事を行いました。
これでお庭を端から端まで、最大限活用できます。
落下防止の境界フェンスは強度が高く、錆びにくい
三協アルミのスチールメッシュフェンスを採用しました。
安全面をクリアする最もコストパフォーマンスの高いフェンスといえます。
テラス付きウッドデッキ
お子様の遊び場として屋上を使われていたI様。
屋上は直射日光を遮るものが無く、夏は暑く、
荷物を持っての螺旋階段の昇降も大変とのことでした。
そこで、リビングから簡単に出入りでき、
お子様の遊び場や洗濯物を干すスペースとしても使える
テラス付きのウッドデッキをご提案させて頂きました。
ウッドデッキ
ウッドデッキの下はお手入れをすることが難しいため、
防草シートを敷き雑草対策をしています。
使用した防草シートはザバーン防草シート。
国内で流通している防草シートの中では最も高品質といえる
雑草抑制効果の高い防草シートです。
ウッドデッキ材には弊社がウッドデッキを
施工させて頂く際、おすすめさせて頂いている
エコアコールウッドという木材を使用しました。
エコアコールウッドは腐れや害虫に強く、
シロアリにも食害されないという特徴があります。
また、エコアコールウッドは無毒性のため
人やペットに対しても無害なので、安心のデッキ材です。
国産の杉材というのもひとつの”ウリ”ですね。
ウッドデッキの床下は見栄えを良くするため、
タカショーのエバーアートボードを貼り、
床下が見えないようにしました。
人目につきにくい西側はメッシュのフェンスで
コストを抑えました。
幕板やフェンスを取り付けることで、
小動物やゴミが床下に入るのを防げます。
テラス
ウッドデッキのテラス屋根は
三協アルミのレボリューDを設置させて頂きました。
レボリューDは家の壁に固定しないで設置できる
独立式のテラスなので、建物を傷つけることなく
取り付けることができます。
テラスの屋根パネルはポリカーボネート板で
人体に有害な紫外線をほぼ100%カット!
耐衝撃性もガラスの約250倍と非常に強い素材です。
※三協アルミ エクステリア 総合カタログ2018-2019
に準拠しています。
これまでは直射日光を遮るものがなく
熱中症の心配がありましたが、
テラス付きのウッドデッキは直射日光を遮り、
家の中と外を簡単に出入りできるため
安心して遊ばせることができます。
夏にはデッキにプールを出して遊んでおられます!
アプローチ
マットスタンプコンクリート
玄関へと向かうアプローチ、
玄関前からウッドデッキや庭先へ続く小道を
MATスタンプという手法でコンクリート舗装しました。
マットスタンプはコンクリートに色や模様をつけ、
景観をオシャレにできる特殊なコンクリート舗装です。
I様邸ではシームレスという岩肌模様のモールドを使用し、
クリームとコーヒーブラウンの色を組み合わせて
ウッドデッキのナチュラルな雰囲気に合わせた
ベージュ系のカラーで仕上げました。
MATスタンプは認定を受けている施工店でしか
施工することができず、エクスライフは
株式会社MATによる技術研修・技術指導を受けた
岡山で数社しかない認定登録施工店です!
アスファルト舗装
駐車スペースは費用面を考慮して
アスファルト舗装をご提案させて頂きました。
広い面積を舗装する場合、アスファルト舗装は
コンクリート舗装よりコストを抑えることができます。
しかし、アスファルトはコンクリートと比べ
耐久性が低いためひび割れや凹みなどができやすく、
補修の費用がかかることもあります。
戸建て住宅にアスファルト舗装というと、
あまり馴染みのない方も多いかとは思いますが、
敷地が広い場合はアスファルト舗装もひとつの選択肢として
エクステリア設計を考える上では必要になることもあります。
植栽
お庭にはお子様が裸足で走ったり転んでも安心な
芝生や、ウッドデッキテラスをソフトに目隠しできる
グリーンを植栽させて頂きました。
アプローチの脇にはサルスベリやギンドロ、
マホニアコンフーサーなどを植栽しました。
誘導灯となるポールライトを数か所設置し
夜間でも安全に駐車したり、歩けるよう配慮しました。
山に囲まれている立地ということもあり、
自然の中に溶け込むようなイメージとなるような植栽としました。
デッキの脇には、雑木系の植木類、
アオダモやヤマザクラ、ミツバツツジなどを植栽し、
来訪があった際にはウッドデッキテラスエリアが、
少しばかりお客様から見えにくくなるような
植栽設計となっています。
物置の横にはウッドテラスからの視線も考慮し、
常緑樹で花も楽しめるツバキを植栽しました。
物置の横のスチール壁は、景観的によろしくはないので、
植物を活用してそういった視界も良好にする事も考えています。
小さなお子様には危険だったお庭が、
境界フェンスや直射日光を避けれるテラス屋根、
人に優しい木材を使用したウッドデッキで
安全に外で遊べるお庭になりました。
広くなったお庭でたくさん遊び、ご家族で
楽しんで頂けたらと思います。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。