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EXLIFE施工例
1.152018
人工芝と目かくしフェンスを使用した管理もラクなプライベートガーデン
お母さまがお住まいになられていたお宅を引き継いだのですが、
ご家族が他県在住の為、頻繁に利用する機会は少なく、
こまめに管理もできないので、管理面を考えて
リフォームしたいとのご要望のもとデザイン設計がスタートしました。
CADによるイメージパース
年間を通じてこまめな管理を行えない為、
ローメンテナンスのお庭にする必要があり、
床面には人工芝をメインに使用する提案としました。
お庭は東向きなので、午前中は陽がしっかりとあたりますが、
午後からは影の部分が多くなります。
本物の芝生を施工した場合の生育上の問題と、紫外線による
劣化も考慮して通常よりも長持ちすると判断した結果、
人工芝を採用する計画としました。
リフォーム後はお孫さんを連れて度々足を運んで頂き
お庭でバーベキューや水遊び等を楽しんで下さっています。
中庭
雑草が生い茂り庭という原型を失っているような状態だったので、
まずは草刈りや植木の移植を行い、
必要なものと不要なものを整理する事から始まりました。
全面的に人工芝を敷くと同時に、見切り材を使用して
植栽エリアとの境をきっちりする事で管理もしやすいお庭に様変わりしました。
南側には2.4m高さの目かくしフェンスを設け、
外部からの視線を遮る事で プライベートガーデンを演出する事ができました。
目かくしフェンス
南側には一段高い道路が隣接している為、
目隠しをする為には少し高めで2.4mのフェンスが必要となりました。
また変形地形となっているお庭をできるだけ広く確保したいので、
構造的に奥行に幅をとるような構造物になるのは避けたいところでした。
目隠しフェンスは、本物感を演出しつつもしっかりとした高さを確保できる、
タカショーのエバーアートボードフェンスという商品です。
洋風、和風、モダン等のあらゆるシーンに合わせて
50種類以上の柄から選ぶことができます。
今回は施主様のご要望により、石柄のランダムストーン、ブラウン色を採用しました。
通常はフェンス下のすき間を空けず施工するところですが、
今回はメーカー別注対応で、高さも2.4m確保する形で商材を納品して頂きました。
本物の石材を使用した工事では、安全面やコスト面を考えると
非常に難しい工法になってきますが、
エバーアートボードフェンスを使用すれば、
工事がやりにくい場所や状況でも実現する可能性が高くなります。
もちろんコスト的にも抑える事ができますので、
シーンによってはとても重宝する商材となります。
>>タカショーエバーアートボードについての詳細はこちら
エバーアートボードフェンスが設置されて、
外から見ても庭の中はしっかりと目かくしができるようになりました。
人工芝
床には浄化槽のコンクリート等が露出する為、
景観的にも床面をいかにきれいに見せるかを意識して
人工芝を貼っていきました。
写真で見る限り本物の芝生との違いは分かりにくいですよね?!
最近の人工芝はかなりリアルになってきて、
遠目で見ただけでは本物かどうか判断がつきにくい程クオリティーがアップしています。
人工芝はグリーンフィールドのリアリーターフという商品を使用しています。
耐用年数もメーカー報告によるところ、7年以上は実績としてあるようです。
実際の耐用年数となると日照状況等の環境により異なりますが、
国内販売しているメーカーの中では一般家庭にも広く使われている商品で信用できる商品です。
また人工芝が一般家庭に普及してからはまだ日が浅いので、
メーカーとして耐用年数の実績をあげれる商品が少ないのも事実です。
パッと見た目ではわからないくらいに浄化槽のコンクリートや蓋、
雨水枡や下水マスも隠れてしまっています。
一カ所ずつ手間をかけてマス(マンホール)のフタも開けれるように、
人工芝を形に合わせては切って貼っています。
下地にはメーカー指定の防草シートで、
官公庁をはじめ、様々な場所で十数年にわたる実績をもつ
ザバーン防草シートを使用しているので、
雑草や水はけの問題も心配いりません。
植栽エリアとの見切材もメーカー専用の材料である、
リサイクルエッジング・見切材を使用していますので、
植物の侵食もなく見た目がきれいで管理がラクになります。
テラス・ガーデンファニチャー
テラスはタカショーのポーチガーデン・シンプルポーチの独立タイプです。
アルミ製ですが木目調のテラスなので、本物の木質管を演出でき高級感も出ます。
ガーデンファニチャーは、NIKKO(日本興業)のグリルテーブルユニットです。
テーブルの真ん中を空けてバーベキュー用の網を設置すれば、
バーベキューコンロにも様変わりする優れものです。
見た目はレンガに見えますが、コンクリート製なので耐久性もバツグン!
おそろいのデザインの手洗い、
立水栓ユニット・コーンタイプも一緒にコーディネートされて、
家族で楽しむバーベキューの時、水やりの時には大活躍します。
物置・倉庫
今回の工事に伴い、傷みがでて老朽化してきていた倉庫もリフォームしました。
カバー工法というやり方で、既存の屋根や壁を解体撤去する事なく
上に貼り合わせる方法にてリフォームする事ができます。
解体費用や処分費用が発生する事なく、また工期も短縮する事ができて、
外装を新しくする事ができるので、おすすめの工法です。
不用品も整理して見た目も良くなりました。
下地には微調整をした上で防水シートも貼って、
母屋に似たデザインのサイディングボードも貼りました。
犬走り
玄関から庭に通じる犬走りは乱形石材の乱貼り仕上げにて施工しました。
乱貼り仕上げの通路は玄関から中庭へ、曲線で結ばれ室外機を囲む形で
人工芝との縁を切る役割も担っています。
倉庫前に通じる通路は、コストダウンを図る事を目的に
防草シートと砕石の簡単な仕上げとしました。
使用頻度や利便性を考慮した上で、コストを掛ける所と掛けない所を明確にしていく事で、
将来的にも後悔しない仕上げにできるのではないでしょうか?!
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