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お庭を明るく安全にライトアップする、ライティング&イルミネーション!

日が短い冬は、仕事から帰って家に着く頃には
あたりが真っ暗になっていることがありますよね。
そんな時、庭先に灯りがついていると
少しほっこりした気持ちになりませんか?
今回は自慢のお庭を明るく、そして安全にライトアップする
お庭のライティング&イルミネーションについてご紹介させて頂きます!

お庭のライティング 5つの機能

ライティングにはお庭を明るくするという機能以外にも
様々なメリットがあります。

1.美観
ライトアップで昼間にはないような美しい景観を作り出します。

2.機能性
庭照明は夜の活動場所を広げます。

3.安全性
花壇や階段、突起のある場所など、
アプローチの足元を照らすのに大変、効果的です。

4.防犯
明るく照らし出された家や庭は不法侵入を防ぐ効果があります。

5.価値
美観、機能性、安全、防犯の組み合わせにより、
家と庭の価値が高まります。

照明の基本

【光束】
光束とは光源から出る光の量のことであり、
単位はlm(ルーメン)で表します。
数値が大きいほど明るいことを表します。

【光度】
光度は光源からある方向に出る光の強さであり、
単位はcd(カンデラ)で表します。

※光源が発する光の強さは方向によって異なります。
図は矢印が長いほど、光度が高いことを表しています。

【照度】
照度は光源から出た光がある面にどの程度、降り注いでいるかを
表すもので、単位面積あたりに入射する光束で定義されています。
単位はlx(ルクス)または、lm/㎡(ルーメン/平方メートル)で表します。

【輝度】
輝度は光源自体や照らされた面の輝き(明るさ)のことで、
単位はcd/㎡(カンデラ/平方メートル)で表します。

照度と明るさの関係

お庭を安全に歩ける明るさは最低でも約2lx(ルクス)と
言われていますが、約2lx(ルクス)と聞いて、
どれくらいの明るさか想像ができる方は少ないのではないでしょうか。
まずは、身近な空間がどれだけの照度か確認してみましょう!

身近な空間で照度をとらえる

仕上げの色で明るさは変わる!

明るさ感と照度はイコールと思われがちですが、
明るさは光を受ける面の色によっても異なっていきます。
❶❷は同じ条件でライティングしていますが、
同じ照度でも明るさ感は異なって見えます。
これは照らされているものの材質や色で、
明るさの感じ方(=輝度)が変化するからです!

色彩と照明効果の関係

※エクステリア&ガーデンライティング マスターズガイドより

 

照明の演出効果を左右する材質と色温度

照明の演出効果は、表面の質感に特徴がある素材ほど
効果が発揮されます。素材と相性のよい色温度を知ることで、
最も効果的なライティングが可能となります。

「色温度」とは光の色を表す指標のことで、ケルビン(K)という
単位を用いて表されます。 例えば、星の光の色は、星自体の温度が
高くなるにつれて赤→黄→白→青白へと変化していきます。
この温度と色の変化の関係を利用し、光の色の変化を数値で表したものが
「色温度」と呼ばれています。

光の色には、「ロウソクの光」、「夕暮れの光」、「白熱球の光」、
「朝日の光」、「蛍光灯の光」、「青空の白っぽい光」など、
赤みの帯びた柔らかい光から、目に刺すような青白い光もあります。

樹木の効果的な照らし方

常緑広葉樹

カシ類、キンモクセイ、ソヨゴ、クスノキ、
ツゲ類、ヒイラギなど

常緑広葉樹は枝葉の密度が高く、枝下から照らしても
下部だけが明るくなるため、美しいライトアップとは言えません。
外側から照らすことで綺麗に樹冠全体を明るくライトアップできます。
この場合、距離をとる必要がありますが、距離が取れない時は
広角のライトを使用することで、全体を美しく照らすことができます。

落葉広葉樹

カエデ類、ヤマボウシ、ケヤキ、サルスベリ、桜、梅など

落葉広葉樹は枝葉の密度が薄いため、光が樹冠の中を
よく通ります。照明をできるだけ幹に寄せ、若干
外向きに照らすことで樹冠の上部まで光が通ります。
株立ちのものは幹に遮られることが少ないので、器具設置側の
反対側の枝葉を照らすことで樹冠全体に光が行き渡ります。

針葉樹

コニファー類、コウヤマキ、ドイツトウヒマツ、モミ類

針葉樹も常緑のものは広葉樹同様、枝下から照らしても
光が抜けません。樹形が円錐形に整ったものであれば、外緑にそって
照らすことで効率よく綺麗に照らせます。円錐形には、
少ないW数で効率的に照らせるよう、狭角のライトが適しています。

現在のお庭ライティングシステム

安定した明るさが人気!ローボルト®ライト

ローボルトライトとは、日本の一般家庭に使用されている
100Vの電圧を12Vの低電圧に変換させるライトのことを指します。
12Vに変換するメリットは、電気に触れても感電の心配がない点です。
特に雨風の影響を受けやすい
ガーデンライトだからこそ、
ローボルトライトが注目されているのです。

※タカショーカタログより引用

ローボルト®ライトのメリット

1.簡単設置
ローボルト®だから電気工事士の資格が不要で誰でも設置可能。

2.安定した明るさ
ソーラーライトとは違い、天候や設置条件などに左右されない為、
明るさが安定しています。

3.長持ち・省エネ
LED球を使用しているので、屋外照明で使用される従来の電球より
電気代が安く長持ちします。

これからのライティングシステム

2017年8月に発売が開始されたタカショーの「LEDIUS Cam
(レディアスカム)」 は、ローボルトライトに接続可能なカメラです!
撮影した画像はご⾃宅のWiFiを経由してクラウドサーバにアップされ、
無料の専⽤アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットを
使って離れた場所からでも視聴が可能です。

※タカショーカタログより引用

レディアスカムはナイトビュー機能もついており、
昼だけでなく夜間でも防犯対策が可能です。
また、録画機能でガーデンライフを録画し、SNSで発信したり、
お子様の帰宅の確認など、新たなコミュニケーションツール
としても活用が可能です。

>>レディアスカムについて詳しくはこちら

イルミネーションのポイント

最後に、イルミネーションを行う際のポイントを簡単にご紹介します。

1,施工性
コード間の接続コネクター、ひも(コード)の癖も視野に入れて作業を行う。

2.管理
シーズン以外の保管や準備も考慮して商品を揃える。

3.デザイン計画
1年で作り上げるか、段階的に作るか、背景や施工場所の変化も考慮する。

4.商品(品質)
明るさや輝きにバラツキがないか、防水性はあるかなども配慮する。

5.予算
予め、使用する器具やタイマーの費用、その後の電気代などの予算を組む。

写真は弊社で毎年、施工をさせて頂いているお客様のお写真です。
M歯科医院様では毎年、ご予算を頂き1つずつイルミネーションの数を
増やしバージョンアップしています。

ライティング・イルミネーションのまとめ

ライティングやイルミネーションについて詳しく
ご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?!

上記の内容を踏まえて、普段、何気なく通っているお庭の
ライティングをイメージしてみると、どの様になるか、
具体的なイメージが湧いてきてワクワクしてきますよね!

日が短い冬だからこそ、お庭を素敵に彩るライティングで
普段のお庭を「魅せるお庭」にレベルアップさせてみませんか♪

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