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春に向けた植木の冬季管理について

弊社では、外構、エクステリアプランの際に
植木の役割と重要性についてしっかりと説明を行い、
お庭に植木(緑)を入れる事を推奨しています。

植栽に使用する、落葉広葉樹や常緑広葉樹の多くは、
休眠期の11月〜翌年3月頃に剪定を行いますが、
厳寒期の剪定を避けた方がよい木もあります。
それぞれの樹木の特徴や剪定の正しい知識を知って頂き、
花や緑が溢れる、素敵なお庭作りに活かして頂ければと思います!

剪定の目的

剪定は一本一本の樹木の枝を切ってやり、樹木の成長を
管理することで、お庭全体をきれいにまとめあげる役割があります。
また、枝を切り、風通しや日射しをよくしてやることで、
病気や害虫の発生を少なくさせ、健康的な環境を作る役割もあります。

冬季剪定の目的
樹木も自然樹形を基本に残しながら、
主に枝を整え、樹形の骨格をつくることを目的に整えます。
11月~3月頃(※地域によって異なります)

夏季剪定の目的
春から生長して伸びた枝を剪定して樹形を整えます。
また、日射しや風通しを良くしてやります。
5月~7月頃(※地域によって異なります)

※小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)より引用

剪定のポイント① 「芽」を知る

剪定を行う際は、定芽に付いた、のちに葉や花になる
芽を確認しながら剪定を行います。
枝の先にある芽を「頂芽」、葉の付け根にある芽を「側芽」と呼び、
側芽は、木の中心を向いている芽を「内芽」、
外を向いている芽を「外芽」と呼びます。  

定芽のつき方は、樹種により「互生」「対生」「輪生」に大別されています。
これによって枝の伸び方が異なり、樹形などにも深く関係してきます。

互生
一か所から一本、交互になる枝の出方です。
ウメ、ツゲ、カナメモチ、ツバキなどは一般的な 樹木は互生です。

対生
同じ位置から対になる枝の出方です。
モミジ、キンモクセイ、クチナシなどが対性で、
通常はどちらか一方を除いて互生の形にします。

輪生
枝の一カ所にいくつかの芽が集まったかたちで、枝は四方に伸びます。
マツ、モッコク、シャリンバイなどが輪生で、
通常は間引いて枝数を減らします。

樹形は「側芽」の剪定の仕方によって、
伸びる方向をコントロールできます。
「内芽」を残して剪定すると枝は上を向いて伸長し、
「外芽」を残すと横に向かって伸長します。
従って、一般的には「外芽」を残せばきれいな樹形を作れます。

剪定のポイント② 花芽分化と開花習性

毎年、決まった時期になると花を咲かせるように
見える庭木も、剪定の時期には注意が必要です。
植物の生長サイクルである「花芽分化」を把握し、
剪定を行わなければ、毎年、美しい花を楽しむことはできません。

樹木には、葉になる芽(葉芽)と、花になる芽(花芽)
がありますが、生育の初期段階では区別することができません。
植物が開花するだけの養分を蓄え、更に、温度や日照などの
外的条件が
満たされることで、花になる芽が形成されます。
これを「花芽分化」と言い、樹木によって花芽分化期は違います。

よって、剪定は花芽分化が起こる前に行う必要があり、
それぞれの樹木に合わせた時期に行う必要があるのです。

例えば、アジサイは今年伸びた枝の頂部に花芽がつき、
その花芽から伸びた新梢の先に花が咲きます。
そのため、切りすぎると翌年の花芽を失ってしまいます。

【開花期と花芽分化期の例】

植木や花の種類も多くすべて覚えるのが大変ですよね?!
なので・・・基本的には、
花が咲くものは花後に切る!
と覚えて頂くとわかり易いかと思います。

剪定のポイント③ 枝を入れ替える

太く大きくなり過ぎた古枝や、混み過ぎた枝は、
樹形を乱す原因となるため、樹冠のバランスを
考慮しながら古枝を間引き、若枝と入れ替えていきます。

この手法は「枝抜き剪定」や「枝透かし剪定」と言い、
剪定によって日照や風通しを良くして病害虫を防ぎ、
健全に育成できる環境を確保します。また、
古葉を摘み取ることで、より日当たりや
風通しがよくなります。

※広島市HP 「5-3 剪定手法の説明」より引用

枝抜き剪定は、枝を間引く程度によって「大透かし」
「中透かし」「小透かし」と呼ばれます。

大透かし
樹形の骨格を形成している古枝部の枝(主枝)を間引く。
一般に、太い枝(主枝)を、枝の付け根から切り除き、
枝振りを大きく整える剪定方法。

中透かし
樹冠を形成する若枝部の枝(副主枝)を間引く。
樹冠を形成する若枝部の枝(副主枝)を切り除き、
大まかに樹形を整える剪定方法。

小透かし
樹冠外周部の小枝や枝先の葉を間引く。
樹形が出来上がっている樹木の、伸び過ぎた枝や
混み合っている枝を切り除き、樹形を美しく仕上げる剪定方法。

剪定のまとめ

毎年、庭木に美しい花を咲かすためには、
樹木の特徴を把握し、それぞれの樹木に合わせた
管理・剪定を行う必要があります。
大きくなり過ぎた木や、枝が混み合っている木がお庭にある方は、
その樹木の正しい管理方法を是非、調べてみて下さい!

また、弊社ではお庭の管理やメンテナンスをさせて頂く、
ガーデンメンテナンスというサービスを行っております。
ご自身での剪定が難しいと思われた方は、
三井商会のガーデンメンテナンスについても、是非ご覧下さい。
※三井商会は、建材の販売やエクステリアの施工、
室内リフォームや外壁塗装など、
お客様の幅広いニーズにお応えできる様々な事業を展開しています。
<<ガーデンメンテナンスについて詳しく見る

 

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