EXLIFE施工例

カラーコンクリート舗装のアプローチを多彩な植栽で彩る和テイストのお庭

住宅の建て替えに伴い、
ガーデンリフォームをご依頼を頂いたN様邸では、
以前の和風のお庭を活かした和テイストのお庭をご提案。

景石や一部の植栽などを再利用し、
以前のお庭の雰囲気を残しつつ、
カラーコンクリートなど現代的な要素も取り入れ、
懐かしくも新しい、和テイストのお庭へと
リフォームしました。

CADによるイメージパース

先代から譲り受けた広いお庭を、
住居の建て替えと共に大幅リフォームした事例です。

今回の現場のテーマは「温故知新」。

施主様より、
この場所での住まいの歴史や経緯について
色々と話を伺っていく中で、
「残すもの」と「新しくするもの」
の選別を行っていきました。

施主様と先代の想いが詰まった庭を
いかに現代の住みよい形に、
さらには次世代へ繋ぎやすいお庭へと
変貌させるかを意識しデザイン設計を行いました。

そして上記のテーマに沿う形で
既存の品々もリユースする事で
コストの面でも有意性を発揮させる事が出来ました。

景観、メンテナンス、利便性、将来性、
たくさんの想いが詰まった
リフォームをご笑覧ください!

アプローチ

【住宅リフォーム前のお庭】

こちらは、住宅リフォーム前の写真です。
建物の正面(南側の庭)は、
綺麗に整った庭木や景石、池などがある和風のお庭で、
アプローチの石段を上がった先が玄関となっていました。



今回のリフォームでは既存の石段アプローチは残し、
東側に新たな動線(アプローチ)となる広いスロープを施工。
石段アプローチには転倒防止の手すりを設置しました。

玄関側 アプローチ



石段と玄関の階段との間は、
設計と施工において自由度が高い天然木を用いて
ステップ(階段)を設置。
蹴上の高さ、踏面の幅、形状など敷地にフィットするよう設計し、
オリジナルステップを造作しました。

天然木と聞くと腐りやすいという
イメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、
ステップに使用したウリン
アイアンウッド(ハードウッド)とも呼ばれる超硬質木材で、
耐腐朽性が高く、防虫性にも優れている為、
メンテナンスなしで約30年以上の耐久性があるとされています。

石段アプローチに設置した歩行者用補助手すりは
三協アルミエトランポSで、
笠木の径が小さく、女性も握りやすいタイプを採用。

石段下は、通行の妨げとなる既存の景石を撤去。
広くなったお庭に合わせて敷石を並べ直し、
以前より少しゆとりを持たせたアプローチにしました。

リビング側 アプローチ



東側に新たに設けた広いスロープは、
ナチュラルな雰囲気のカラーコンクリートで舗装。



リビング前の庭は平板敷きで舗装し、
転落防止のフェンスを設置しました。

【リビング前の庭】

フェンスの土台は、
御影石調のテクスチャが和の雰囲気にピッタリな
ユニソンカーラという化粧ブロックをチョイス。

フェンスは、タカショーエバーアートウッド
スリットフェンス
用格子材
でオリジナルフェンスを造作しました。

平板敷きは将来的な事も見据え、安全性にも配慮。
段差のないフラットな動線となるよう、
ウッドステップと高さを合わせて施工しています。

【スロープ】

スロープは、新しい住居を建てる際につくられた仮設道を一旦撤去し、
隣家との境界側にCP型枠ブロック積みの土留めを施工。

強い圧力を受けても耐えられるように、
ブロックの中にはしっかりと鉄筋配筋を行い、
生コンクリートを充填します。

土留めとなるもう片方面は、
既存の景石を活用した石積みの土留めを施工しました。

両側の土留めが完成したら土を埋め戻して整地し、
コンクリートを打設して
カラーコンクリート舗装を行っていきます。

カラーコンクリートの色付けに使用したのは、
スタンプコンクリートを施工する際に用いる
マットスタンプのカラーハードナーとカラーリリーサーで、
ナチュラルな印象に仕上がるベージュ系のカラーをセレクト。

カラーコンクリート舗装の仕上げにホウキを使い、
刷毛引き仕上げのような模様付けを行いました。
(※凹凸をつけることでノンスリップ(滑り止め)効果が期待できます。)

また、今回はレベル調整のため
浄化槽のスラブコンクリートも同時にコンクリート打設したので、
スラブコンクリートにも色付けを行い、
統一感の出るカラーコンクリートで仕上げました。

通常のコンクリートは無機質なねずみ色ですが、
カラーコンクリートにするだけで
お庭の雰囲気もガラっと変わり、
住まいの外観やお庭全体のイメージにあった空間を演出できますよ!

和室前の庭

【住宅リフォーム前のお庭】

住宅リフォーム前は、雑草対策がされていない状態で、
草抜きなどの手入れが必要でした。



和室前の庭は未舗装のままでは雑草が生えやすくなる為、
園路は歩行しやすいコンクリート平板敷きで舗装。
その他の場所は砂利敷きで落ち着いた雰囲気に仕上げました。

コンクリート平板敷きは雑草が生えにくいよう、
下地にセメントを混ぜて施工。

砂利敷きの下には雑草対策として
雑草抑制効果の高いザバーン防草シートを貼り、
川砂利を敷きつめて仕上げています。

雑草が成長しやす春〜夏は、
抜いても抜いても次々と草が生えるので、
できるだけ負担を軽減できるようにしておくと良いかと思います!

ザバーン防草シートの詳細は、
三井商会のHPでご紹介していますので、こちらをご確認下さい。
>>ザバーン防草シートについて詳しく見る

※三井商会は、建材の販売やエクステリアの施工、
室内リフォームや外壁塗装など、
お客様の幅広いニーズにお応えできる様々な事業を展開しています。



庭池は常に水が溜まっているような状況で、
衛生面や安全面で心配が多くありました。

また、排水パイプが上部にあり、
水は一定量を超えないと排水されないような設計となっており、
特に夏場の暑い時期には藻が発生したり、
虫が発生したりと、悩みは尽きませんでした。

更に、奥側の庭木を手入れするにも危険で、
落葉の掃除といった管理の負担も大きいという事で、
排水パイプのある高さ(位置)まで
埋め立てるプランをご提案しました。

舗装の表面は和の雰囲気と調和するよう、
金華砂利を使用した
洗い出しコンクリートで仕上げています。

近年、管理ができない、
新たな活用をしたいといった理由から、
庭池を埋めたいというご相談が増えています。

埋め方はその後の活用方法によって変わってきますが、
池を完全に解体/取り壊すとなると諸問題により、
手を付けにくいケースが多く見受けられます。

今回のような方法であれば、完全に埋立てる事もなく、
取り壊すよりコストを抑える事もでき、
心配事となる諸問題もクリアした形で、
安全管理面におけるメリットを生む事ができます。

植栽

【ダイカンドラ植栽前】

植栽は、ヒラドツツジ、サツキ、ミツバツツジ、
姫ユズリハ、セイヨウシャクナゲ、ブルーベリー、
アオダモ、ハナミズキ、ナツハゼ、シャシャンボ、
ジンチョウゲ、ヒイラギナンテン、ツワブキ、ヤブランなど、
和の風情を感じられる草木をたっぷりと植え込み、
石段アプローチは常緑多年草と宿根草をメインに
植栽リフォームを行いました。

【ダイカンドラ植栽後約3ヶ月】

植栽の最後には、土面が多く見える部分を中心に
ダイカンドラで足元を緑化しました。
こちらは、ダイカンドラの種を蒔いてから約3ヶ月後の写真です。
いい感じに緑化されてきていますね(^^)

大きなサルスベリの木は、
先代からの思い入れのある木という事をお聞きし、
大切に育て続けていただけるよう新しいお庭へ移植。
夏場の花が少ない時期に花を咲かせ、
お庭のシンボルツリーとして華やかさを演出してくれます。

井戸があるN様邸では、井戸水を有効活用できるよう、
石段下のお庭部分にも井戸水用の水栓柱を設置。
しばらく使用されていなかったので、
水質検査を実施し、配管工事、
ポンプ・水栓柱の設置工事をして再生させました。

趣のある水受けは、
先代から受け継ぎ、未使用となっていた石臼を
水栓パンとしてリユースしています。

今回のリフォームでは、
処分にコストのかかる景石を土留めに有効活用し、
植栽やカラーコンクリートで景観性を高め、
以前の和風のお庭にモダンテイストを加えて
また新しい”和”のお庭へと変貌させました。

手すりやフェンスの設置、
高さを揃えたフラットな動線など、
安全面や利便性にも配慮し、
「古いもの」と「新しいもの」が融合した
”新しいお庭”が完成しました。

先代から受け継いだ面影も残しつつ、
さらに次世代へと
”新しいお庭”を受け継いでいって頂ければ幸いです。

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